赤いマスクマンのインパクトがあまりにもすごくて、思わず手にとりました。
赤いマスクマンにあこがれて、赤いマスクを買いにいった男の子。
つけてみると、周りもみんな赤いマスクをつけていて、誰が誰だか分からない状態。警察はどろぼうじゃないひとを捕まえたり、お母さんはわが子まで間違える始末。
最後に、マスクを脱いで、やっと待ち合わせしていた友達と出会えた男の子でした。
皆と同じ・・・の安心感。個性にふたをしてしまうかのように、マスクで顔を覆うことで、失われる大事なもの。子どもには、ちょっと不気味でおかしく、個性云々のメッセージは子どもにはよく分からないかな?子ども向けというより、大人向けかなと思いました。