図書館で懐かしい表紙に出会いました。
クマは公園のいりぐちに たって、
ブランコやシーソーやすべり台で
こどもたちがあそぶのを じっとながめていた。
から始まる1ページ目。
当時、「えっ!」って、声が出そうになりましたが、息子がじっとながめているので、読み始めました。
クマが大きくて強そうなので、こどもたちが“クマのやりたい放題”をじっと見ているだけ…。
こどもたちが一緒に遊ぶルールをクマにかけあう場面がほほえましく、大人の動揺をよそに、こどもたちがクマを弁護する場面で息子は笑っていました。
どんな題材も、こどもの心にスーッと入っていくんだなと、教えられた一冊でした。
遊びのルールを学び始めるお年頃のお子さんに読んであげてください。