タダさんといえば、虫たちをうまく擬人化したお話が多いですが、このお話は、カマキリを本来のままに描いています。
虫が大好きな男の子。新しく家に持ち帰ったカマキリ。
バッタと同じケースに入れると、カマキリは、バッタを食べてしまいました。
大ショックの男の子。
でも、カマキリとは本来そういう生き物なんだってことに気づいて、自然にかえしてあげます。
どのシーンも、男の子が本当に虫が大好きな気持ちが、ひしひしと伝わってきました。
そして、カマキリって、どんな生き物なのかもよくわかりました。
虫を愛する人、タダサトシさん。
今回も、虫への愛情に溢れた作品でした!