戦争や平和についてかかれた絵本にこだわってます。
ペドロは、サッカー好きの9才の男の子。
パパとママは、毎晩、よく聞き取れないラジオで、軍事独裁政権のニュースを聞き、国の将来を案じていた。
子供には関係のないこと、と思っていたが、親友のパパが目の前で軍人に連れ去られたり、学校にまで大尉がやってきて、『わが家の夜のすごしかた』という作文を書けといったり・・・???
ペドロがどんな作文を書いたのか、とてもドキドキしました。
最悪の悲しいラストを想像していたので、意外な展開に感動しました!
たった9才の(我が家の長女と同学年)子に、こんな勇気(真実を書かない勇気)と知恵があるなんて・・・。
文も長く、内容も難しいので、小さな子には向きませんが、小学校中学年くらいから、ぜひぜひ読んであげてほしい絵本です。
戦争(軍事独裁)の醜さと、平和の大切さを、日本でももっともっと訴えてほしいと思います。