柳田邦男先生の本を読んでいたら、『あいにいくよ ボノム』という絵本が紹介されてありました。もしかしたら今は絶版かもしれませんが、近所の絵本の古本屋さんに行ったらこちらがあり、即購入しました。出版社と訳者が違うようです。ほのぼのとしたお話しで、「いかにもフランス的な個性味あふれる絵の絵本…」という柳田先生の言葉を確かめながら、フムフムと読み進めてみました。どうやらボノムは子どもにしか見えないものらしいのです。主人公の少女のような他を疑わず思いやりの心を、いつまでも持ち続けてほしいもの、と思いました。人はいくつまでボノムに会えるのでしょうか?