日本の昔話にもよくあるお話でした。
お金がなくて困っている若者が、年上の人にお金を生み出す小道具をもらって救われるのだけれど、最後は欲にかられて身を滅ぼしてしまうパターンです。
どの国でも、同じような人々がいて、同じような救いを夢見、同じように弱い心をもっているということでしょうか。
でも、この話では、主人公が親を大事にしているところや、かけじくをくれた道士が施政者をも懲らしめようとしてるところに、お国柄を感じました。
テーマは重いのですが、絵がユーモラスですし、細かい書込みを見るのも楽しく、軽い気持ちで楽しむことができました。