ねずみちゃんとりすちゃんは、とても仲良し。魚釣りに行っても、魚をいっぴきもつれずに、おしゃべりに夢中。温泉に入ったら、かおが真っ赤になってもぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。なかなか本来の目的を達成することはできないのですが、それでも「ま、いっか」と二人の時間を楽しめてしまいます。この絵本、女の子(女性の)生態をすごーくよく捉えています。むしろ、大人向け?と思えてしまうほど。
ある日、おうちでのおかしづくりでのこと。「きょうはおしゃべりなしでやってみない?」というりすちゃんの提案で二人は黙ってお菓子を作り始めます。(大切なことは話してもいいんですよ)そして、とうとう出来上がり。おいしい紅茶をいれたら、‥また、楽しいおしゃべりの時間が始まります‥
そうです、女の子ってこんな感じ☆
母の立場から「わかるわかる」って思える本。娘はのんびりとしたストーリーと、どいさんの絵のかわいらしさがとても気に入ったようです。