キャサリンのところへある日やって来たライオン。
キャサリンはえさをあげたり幼稚園に一緒に行ったりするのです。
キャサリンがライオンに驚いたり、反対にライオンの方がキャサリンに驚いたりということはなく、ごく自然に親近感を持ち、一緒にいるのが当たり前のように淡々と時間が流れていきます。
キャサリンはライオンに寄りそっているし、ライオンもキャサリンの心に寄りそっているという、友だちとしては一番いい関係が築かれているように思いました。
ただ一緒にいて楽しい時間が過ごせること、それが友情の最もよい形なのかもしれませんね。
絵もお話にも優しさが感じられます。