自分の名前が嫌だなあって思ったこと、結構多くの人にあるのではないでしょうか。私自身も自分の名前がありふれた名前で単純で嫌だなぁと思ったことがあります。しかし母に「あんたの名前決めるのに大喧嘩してお母さん実家帰ってんで」って言われて(笑)いっぱいいっぱい悩んでつけてくれた大切な名前なんだと思い知らされました。
名前の数だけ、そこに込められた想いや愛情はあるのです。私にも娘にも。娘は5歳ですが、誕生日ごとに名前の由来、こんな子になってほしいと話してきたせいか、この絵本もよく理解し、私の名前はママとパパの○○のお気持ちが詰まってるんだよね〜と言ってくれます。
最後はじんわりとした温かいものが残る絵本です。
裏の歌の詩が面白いです。 隅々まで楽しめる絵本です。