日本地理の大好きな息子にぴったりだろうと思い、手に取ってみました。
日本には沢山の島があるというのは知っていましたが、6825ある島の内、人間が住んでいるのは422だけ。
人間が使用している島でも、一家族だけが住む島があったり、しっかりとした野菜の種を採取するために使われる島があったりするのは、初めて知りました。
島に住んでいても、本州のように便利には暮らせない。
たった一人の子供のために学校が存続されるように苦労している島もある。
お天気に航行を左右される島もある。
けれどそんな島には、決まって他にはない美しさがある。
消費し過ぎない、あるがままの環境を受け入れて暮らしている人々の生活を垣間見るうちに、日本人が忘れてしまっている大切な何かが、少しだけ見えるような気がしました。