宮西先生のティラノサウルスシリーズはどれを読んでも泣かされます。物語の作り方も上手なのでしょうね。うちのちびもティラノサウルスの本を読みたいといつもいってきます。
今回は陸のティラノサウルスと海のエラスモサウルスの交流です。陸の上では暴れん坊のティラノは暴力を振るっていたのは強かったから傲慢だったけど、本当は寂しかったのじゃないかな。陸ではみんなティラノを知っているから怖がって近づいてこないティアノはますます暴れる。ところが海のエラスモサウルスは最初からそんな先入観がなかったからティラノを怖がらなかった。ティラノも少しウソをついて胸をちくちくしたけど、友達ができたのだね。もし、ラストでエラスモサウルスが死なずにティラノが看病して助かったのなら、相手が陸の乱暴者のティラノだと知っても、ティラノの優しさをしっているので、そのまま仲のいい本当の友達になっているだろうね。