ムーミン谷の彗星は、シリーズで一番最初になるお話のようです。
この本で初めて、ムーミントロールはスナフキンに出会い、
スノークとスノークのお嬢さんと出会い、切手収集に夢中のヘムルと出会います。
のどかで美しいムーミン谷、スニフとムーミンの真珠集めや洞窟探しから始まりますが、彗星の出現で地球滅亡の危機が数日で訪れようとしています。
その数日間のお話ですが、一番感動するのは、やはり、落ち着いて
誰にもやさしく丁寧なムーミンママです。
こんな母親って素晴らしいって思えます。
冷静なスナフキンもすばらしい。スニフのあどけなさはかわいい。
スノークのお嬢さんのきっぱりしたところも良いです。
教訓とか、色々いっぱい詰まっていて、読み返したい一冊です。