図書館でこの本を見つけました。他にも何冊か小脇に抱えていたのですが、9歳の息子がちらっと見るなり、いきなりこの本を奪い取り読み始めました。それだけ子どもには魅力的なタイトルなのでしょう。
馬鹿馬鹿しさ最高という内容。どのぐらい広い土地を持っているのか。ベッドを作るためになぜあんなに巨大な設計図を描かなければいけないのか。ベッドに色を塗ったり、毛糸を染めたりしたら、乾かすだけでもすごい時間がかかるだろう。おばあちゃんは子供に寝ろというくせにベッドや枕や毛布などを何も用意していないのはおかしいだろ、などとまともに考えていたらおかしな点が次から次へとあるのが楽しいですね。
最後はあまりにも驚いたおばあちゃんが家を飛び出していって終わるのですが、それまでの大変な作業の間ずっと持っていたハンドバッグを置き忘れているので、そのことからもおばあちゃんがどれほど驚いたかが表現されてしまいます。
あのハンドバッグにはいったい何が入っているんだろう。気になりますね。