ベスコフの絵本は、我が家にもいくつかあって、どれも娘が大好きです。
私が、ベスコフの絵本をまだ読んだことのなかった時でも、
「おひさまのたまご」と「ぼうしのおうち」だけは、何度も本屋で
表紙を見たことがあり、ベスコフの代表作として記憶に残っていました。
そしてようやくこの「ぼうしのおうち」を読んだのですが…。
なんだか、昼ドラでも見ているような気分(笑)
大人のかけひきなの!?と思いながら、他の方のレビューを読んだら、
やっぱりみなさんも、もう一つ納得がいかない様子ですね。
私が投稿している段階で☆5つが1つもない、というのも、
長生きの絵本にしては珍しいな、と思いました。
ぼうしのおうちは素敵だし、子どもたちの行動は微笑ましい。
子どもたちの行動と展開には、あららと思うのですが、
一生懸命に良かれと思うことをやって、どんどん取り返しがつかなく
なっちゃうところには、思わず笑ってしまいます。
ボートでに水をくんで、燃えてる家にかけるところなんて、
いちばんおチビさんのおしりが見えていて、最高にかわいい!
引っかかることと言えば、やっぱり小人のおじさんですよね〜。
おじさんというより、見るからにおじいさんなのが、余計あざとく
感じちゃうのかもしれません。
良い隣人として、友として、これから助け合って仲良く
…という終わり方だったら、文句なしだったのですが。
でも、娘は嬉しそうに聞いていたので、子どもにとっては素敵なファンタジー
なのでしょうね。