お母さんがご自身の母親直伝のクッキーを焼きおやつに出しているのですが、次々に現れる友達や親戚によって姉弟はクッキーを分けるためにクッキーの数を計算していくので、読んでいる幼い子には数の概念がまだ分からないこともあり、最初は訳がわからない感じでしたが、一年経ってみると、数字を覚えてきているので簡単な足し算や引き算、割り算などの全体像のようなものが理解できているように思えます。
それに加え、子供達からすると身近なお祖母ちゃんが作るクッキー、お母さんの手作り、という点でも親近感があるようで馴染みやすく、お話自体はシンプルなので大好きな絵本の一つになっています。