4歳の息子が図書館で自分で選んできました。
(お月さまといもとようこさんのほんわかした絵が好きみたいです)
ほんわかしたお話なのかな〜と読み始めましたが・・・
親の私が泣きそうになりました。
初めて立ち上がるまでの生まれたてのカモシカの赤ちゃん。
我が子が生まれたばかりのころを思い出しました。
月夜さんぽのカモシカくん「おつきさま ついてくるよ!」
全く同じことをいう最近の息子とかぶりました。
そして・・・突然の親ばなれ子ばなれ。
それは母カモシカからの突き飛ばし。
ひとりぼっちになった子カモシカ。
いつか来る自立のとき。
そのことについて考えさせられ、そして寂しくなりました。
こんなふうに潔く自立させられるだろうか。
最近観た白熊親子のドキュメンタリー映画でも、同じように
母と子の別れがあり、動物はすごいな。えらいな。
と思っていたところでした。
さいごにお月様を心の友達にして、ポジティブに逞しく
前を向き始めたカモシカくんがよかったです。
ちなみにズシーンときた母の横で、4歳の息子はまだあまりよく
分かってないようでした。ちょっと早かったかな。
そして他の方のコメントにもあったように赤い大きな字は
ちょっと唐突でそこだけ残念な気がしました。