出版社からのおすすめの年齢が6歳くらいからになっていたので、もっと字の少ない簡単な絵本かと思ったら、
ものすごく医学的で(といっても妊婦が知っているべき知識程度の内容ですが…)びっくりしました。
おまけにどう見ても作者は外国の方なのに、作品中に見本で使っていた『出生届書』が日本のものだったので、一瞬どこの国の人が描いたのか、悩んじゃいました。
生まれてきた赤ちゃんの顔も、おなかの中にいたときの成長を説明してくれているイラストも、すごく写実的でした。
やや難しいイメージもありますが、お父さんやお母さんが、
下の子が生まれるころ、上のお子さんにお話してあげるにはちょうどいい絵本かもしれません。
本当は絵本を読むとき、内容を端折ったりしてはいけないといわれていますが、上のお子さんが小さすぎる場合はお話を端折って、赤ちゃんの成長の絵を見せながら説明してあげるだけでもいいと思います。