表紙の美しい朝顔の絵に思わずセレクトしました。
残暑厳しい折、早速小学校で読みました。
やはり子どもたちには馴染みのある植物ですので、みんな興味津々。
ごくごく真面目な、朝顔の観察という展開の科学絵本なのですが、
リアルな細密画で臨場感たっぷり。
つぼみが開くシーンなどはため息モノの美しさです。
芽の出方、花がしぼんだ後の様子、種の出来る様子など、
知っている知識もありますが、改めてじっくりと解説されると、
その神秘さに感動します。
種の断面は私も初めて知る形状でした。
一株の朝顔から取れる種の数、多い時は200個以上ということも、
実際に200個の種が描かれていてとてもイメージがつかみやすかったです。
子どもたちの反応もすごかったです。
きっと、実物を見たときに関心を持ってくれることでしょう。
私ももう一度朝顔の観察がしたくなりました。