せなけいこさん。
有名な作家さんで、よく紹介されている人ですが、今まで1度も読んだことがありませんでした。
せなけいこさんの絵(切り絵なのかな?)は、独特で、好き嫌いがあると思う。ぱっと見た感じ、あまり私の趣味ではないかな、と。
でも、おもしろいのかどうか、ためしに読んでみようと思って借りてきた絵本です。
このくいしんぼうさぎ、どんなにくいしんぼかと言うと、食べて食べて食べ過ぎて、あまりに重くなりすぎて、地面に沈んでいくくらい。
その沈み方も半端じゃなく、なんと地球の裏側に飛び出してしまった。
なんてわかりやすストーリー!
「じゃ、どうやったら帰れると思う?」
というところで、子どもって、うれしそうに考えるのね。ずっと歩いて帰るとか、もう帰れないと思うとか、空飛んで帰るとか...そんなの出来るわけないという姉と弟で議論になたくらいです。
でも、うさぎの帰り方はシンプルでした。もっともっと太って、自分がやってきた穴から沈んでいくのです。
なるほど。思いつきそうで思いつかないこの発想に乾杯!