長女が幼稚園から借りてきました。
恐竜やおばけばかりでなく、たまには普通の本もいいよね。と、思っていたら全然普通でなかったです。
まず、この本の絵、レトロです。レトロってこの本のためにあるような気がするくらいです。なぜか懐かしささえ感じます。
次に内容ですが、これは外国の昔話です。
他の出版社のものを読んだことがありますが、今までのはくまに名前はなかったです。
でも、この本のくまにはF1レーサーのような立派な名前があります。悲しいかな、随分読むのに苦戦した割には、名前が覚えられません。
しかも、女の子はくまの家に侵入し、スープを食べ、いすを壊し、昼寝までして、最後くまに追いかけられて逃げるという結末。進入目的不明で、とても失礼千万です。
でも、昔話って大体納得のいかない結末が多いので、そのことをとやかく言うつもりはありません。
他の本ではくまが女の子を追いかけるシーンがおろそかにされているものが多いような気がしますが、この本はくまが本気で怒りほえ、女の子が必死で逃げています。
絵がほのぼのとしている割に文章がリアルでおもしろいと思ったので、私は★4つなのですが、肝心の娘が無反応なので★3つにしておきます。(気に入らないときの反応ではありません。)