絵の構成の取り方が私の好きな『ローレンチャイルド』さんと似ています。
決して、そっくりではなのですが、遊び心的な絵の表現方法が似ていると、感じるのかもしれません。
ストーリーはどちらかというと教育的な内容なので、「この絵本を子どもたちの人間関係のために」みたいに力を込めて読み聞かせなどで使うと、聞き手の子どもたちには楽しく思えないかもしれないので、大人が子どもに読むときは、変に諭すような物言いをしないで、淡々と物語を追ってあげてほしいです。
リビーが「本当のことを言う」ということ自体に悩んだ時の、お母さんのアドバイスが素敵でした。
主人公のリビーのお母さんとリビーとの関係が上手くいっているから、こういう親子の会話が生まれるのだろうな。『母としてリビーのお母さんを見習わなくちゃ』と、思いました。
読み聞かせなどに使うときは小学校3年生以上中学生くらいの子さんにいかがでしょう?