何度読んでもおしゃれでかわいくて私は大大大好きです。
みどりのなかで退屈していたジュールが出かけていきます
赤い世界、灰色、黒、黄色、青・・・と外の世界を巡り
自分のみどりの世界に戻ります
まわりの色に影響を受け、ジュールの気持ちも変わってきます
今まで一面みどりだった世界にも赤い鳥が飛び
灰色のぞうが顔を出し・・すてきな世界に変わります
もともと いつでもそうだったのに気持ちの持ちようで
ジュールにも見えるようになったのか?
それとも色んな色の世界を巡ったことで
色たちが混ざって新しい世界に変わっていったのか?
なんとも哲学的な香りが残る不思議な絵本です