自分が子どものときに何度も何度も母親に読んでとねだった絵本です。
子どもにとっては夢のような「えんにち」ができるまでを、絵だけで描いた作品です。
おまつりの日の朝、神社の敷地に組み立てられる屋台を見、昼になってお祭りの日にしか食べられない綿飴を食べ、徐々にあたりは暗くなり、夜になって多くの人が賑わい楽しむ様子が流れるようにすすんでいきます。
文字がないので、母親は大変だったと思いますが、毎回屋台のおじさんや子どもの声色を使い分けて絵本を開くたびに新しい「えんにち」を体験させてくれました。
私もこの本を自分の子どもに何度も何度も読んであげられるよう、楽しいえんにちを作りあげたいです。