「もったいないばさん」シリーズの原点ですね。
「もったいない」って言葉を使いだしたのは、考えたらそんなに遠い昔ではないように思います。
でも、「もったいない」の言葉を聞いたのは遠い昔から。
「もったいない」は親から、周りから教わる言葉で、どういうことだか理解できたのは、繰り返し「もったいない」を言われ続けたからでしょうか。
シンプルな絵本で、「何をそこまで」とも思うのですが、そこが「もったいない」の原点です。
節約とかいう経済観念ではなく、ゴミを出さないという環境保護の理念でもなく、物を大切にするという日本人の美徳が根底にある言葉だとおもいました。
でも、振り返ると大人の方が「もったいないこと」に鈍感になっていると反省。
「もったいない」を伝えるには、「もったいない」と言われなくなるようにならなければ…。