大好き、西村さんの絵本。
ふるさとの高知の市場を描いたそうです。
四国は行ったことがないのですが、開くなりまだ見ぬ高知にひとっとび!
南国特有のぎらぎらっと強い日差しや、市場の喧騒。
方言いっぱいのやりとりに、ほわ〜んとしてきます。
あ〜いやされちゅう・・・。
さいきん大河ドラマの影響もあり、高知ブームだそうですが
改めて方言の持つ温かみ、そして高知という土地への興味がわきました。
西村さんの絵の魅力はいわずもがな、下のセリフの前にお顔のマークがついてて、それがまたかわいい。
おばあちゃんと女の子の何気ないやりとりがあたたかい。
そして「〜いいよる」などの、おばあちゃんの方言・・少しだけ
今は無き祖母に似ていて・・なんだか久しぶりに思い出して
ジーンとしてしまいました。
そんな母を横に、信号マニアの息子は「あっ信号あるよ!」と町を俯瞰した
ページに食いついておりました。(そこなんだ・・・。)
上にミニカーでも走らせそうな勢いで。
西村さんの高知への故郷愛が詰まった作品なんだなぁと思いました。