我が家は一人っ子。
娘には生まれた時から「私の世界でたった一つの宝物よ!!」と言ってきました。
パパである旦那も同じく・・・、ゆえに、娘は
いろんな人たちからの愛情を、一身に受け止める身なので、
この絵本のように、誰かからの愛情を独り占めしたいという欲はないようです。
むしろ、自分がいろんなひとにいい顔するのに必死。
「おかあちゃんとおとうちゃんとどっちが好き?」という禁断の質問には、
「おかあちゃんとおとうちゃん!!」と答える世渡り上手です^_^;
この本は、タイトルと柔らかな絵が気になり
ずっと読みたいと思っていた本で、やっと読んだのですが、
一人っ子の娘には、あまりピンと来なかったようです。
私は自分の母から「親はどの子も同じように可愛いなんてありえない」なんて、
子供心に複雑な言葉を投げられた記憶もあるので
心の裏側をうがってみてしまいがちですが、
絵本の中のクマのママとパパの気持ちを信じたいと思います。