手にとった瞬間、うわぁっと思います。
それくらい、表紙の絵の顔はみにくい。
「怪物」とはいえ、こんなみにくい怪物は見たことないってくらい、みにくい。
でも、この怪物だって、心をもっているのは、みなと一緒で...
そして、自分がさげすまれ、嫌われているだけに、おそらく、誰よりも「やさしさ」や「いたわり」の気持ちを持っているだろう、怪物です。
でも、誰にもわかってもらえることなく、孤独です。
孤独がゆえに、友達として作った石のうさぎだけが、生涯でただ1人の友達でした。
どういう感想を残していいのかよくわからないけど...最後は無口になります。なんて言っていいかわからない。
いろいろと考えさせられる絵本です。