かいぶつさんのお顔がほんとに怖くって、でも、読んでいくうちに、かいぶつさんの心はだれよりもどんなものよりも、きれいで優しくって。。。そのことにだれでもいいから気づいて!って心のなかでさけんでしまいました。
かいぶつさんが、物を言わない石のうさぎをつくっていっしょに遊び、そこに幸せを見出しているのをみて、心苦しくなりました。生きているものとのふれあいを通して生きる喜びを見出すことができれば、かいぶつさんはもっともっと幸せになれただろうに。
かいぶつさんの姿が見られなくなって、なにもなかったかのように美しく緑が茂り、花々が咲きほこっている。。。なんとも悲しい結果に、それを受け入れざるを得ない現実を知りました。
客観的にみたら、かいぶつさんはお気の毒だったなあって思うけど、かいぶつさん自身は自身の生き方を肯定してたかも。いや、そうであってほしいと思いました。