絵本の表紙、ページをめくってからのかいぶつの恐ろしそうな顔、絶対娘は怖くて泣いちゃうって思いました。
でも、なぜか娘は、図書館へ行くたびに
「かいぶつよんで!」
とせがみ、3回ほど借りたあと、とうとう購入してやりました。
今まで読み聞かせてきた絵本は、内容が楽しい物ばかりだったので、みんなから怖がれ、嫌われてひとりぼっちでいる「かいぶつ」の一生といった、さみしい内容を聞かせる事に、少々抵抗がありました。
でも、子供ながらに
「なんでみんながにげちゃうの?」
「どうしてどうくつからでてこなくなったの?」
など、今まで聞かされてきたお話とは少々違うストーリーに子供自身の想像もふくらみ、また一生懸命「いしのうさぎ」に語りかける「かいぶつ」のやさしさに触れる事ができたようです。