「生き物の死」を、とてもリアルに、忠実に描いた絵本です。
生命が途絶え、腐敗し、骨になり、そして土に返っていく。
少し残酷で、絵も写実的なので、子どもに見せるのはどうかと思う方もいるかもしれません。
けれど、こうゆう絵本が家に一冊くらいあってもいいのではないでしょうか。
いい本だと強制的に見せるのはためらわれますが、子ども自身が手を取り、この絵本と出会ってくれる日を待つというのも、一つの方法かもしれません。
それに、絵が本当に繊細で、小さな虫たちのセリフがあったり、遊び心もある絵本なので、死を考え始めるきっかけには最適かもしれません。