「はなをほじほじいいきもち」、なんだか語呂もよくて、つい口ずさんでしまうタイトル、表紙には穏やかな顔をしたぞうさんが鼻に手を入れている愛らしい姿、思わず手にとってしまいました。
ちょうど、息子も鼻風邪をひいたのをきっかけに鼻をほじほじすりすりしていたので、「はなをほじほじいいきもち」っていう本があるけど、読んでみたい?と聞くと、目を輝かせて「読みたい!」と即答でした。そして、実際、お気に入りの絵本になりました。
温かな色彩に、穏やかな表情の動物たち、脇役の虫や小物まで丁寧に描かれていて、絵を見ているだけでも、ほんわかしてきます。そして、「はなをほじほじ」することというテーマもおもしろおかしく、温かい気持ちで読める絵本です。
私自身は、息子に「はなをほじほじ」をやめさせようとか思っていませんでしたが、息子はこの絵本を読んで、「ちょっとくらいはいいかな。」と自分なりに結論を出していました(笑)。私も、ちょっとくらいならいいんじゃないかなと思います(笑)。