3才7ヶ月、末っ子がようやくこの笑いを理解できるようになりました。
写真絵本です。
詞書は、感嘆詞やオノマトペのみ。
でも、絵は存分に語ってくれます。
針金の人形が歩いていきます。
身近な物に、いろいろ出会います。
その時の、針金クンの反応が、とってもステキ。
イタズラ心や表現遊びが、無邪気で子どもらしい。
そのうえ、小さなハプニングがあったりして、思わず「ぷっ」と吹き出してしまいます。
コップに出会ったら、片腕を曲げて、コップのポーズ。
綿棒に出会ったら、重量上げの真似して、持ち上げてみます。
手袋の中に潜り込んでみたり。
しおりになって、本の中に挟まってみたり。
蚊取り線香のうずまきの上は、リズミカルに走ってみます。
ああ、疲れた〜って、ビールの入った冷たいコップに寄りかかって座ったら・・・
あらら(笑)上からあふれた泡が落ちてきた!!
クスクス笑いが、ついつい漏れる、そんな絵本です。
でも、末っ子が3才になったばかりの頃、このささやかなユーモアがわからず、いちいち
説明してやねばならなかったんです。
久しぶりに自分からこの絵本を引っ張りだしてきました。
私の解説付きでなくても、ちゃんと笑っていました。
身近な物の形や特徴や用途、そういう知識が増えて、針金クンの遊び心がわかるようになったんですね。