光の世界と影の世界の二つの別の話が、マッチ売りの女の子と影の世界の見張り番の二人の物語で最後には一つになります。
光の世界の絵と、影の世界の切り絵のシルエットがまったく別の雰囲気を作っていて、対比がとても面白くておしゃれです。
アンデルセンの世界からワープしてきたマッチ売りの少女もすごいけれど、影の世界で唯一色のある見張り番がいきなりマッチ売りの少女の前に現われるのもすごい。
見張り番はマッチ売りの少女を助けたかったのでしょうか?
お嫁さんにしたかったのでしょうか?
魔女だと言われて、影の世界に逃げ込んだマッチ売りの少女。
よく考えると、マッチで火をおこしたら影の世界が壊れちゃいそうですね。