ちょっと頼りない園長先生が、なんとも愛すべきキャラクターでとってもいい雰囲気。
寝坊してしまった理由が、遠足が楽しみで寝付けなかったから、なんて…
布団の中で、目をパッチリ開けながら、あんな事しよう、こんな事も…って想い浮かべている園長先生。
大あわてでやってきてお弁当も持ってこられなかったけど、子どもたちが少しずつわけてくれたので、無事に一緒に食べる事ができました。
子どもたちはきっと「まったく、しょうがないなあ。」なんて言っているんでしょうね。
園長先生を囲んで、子どもたちのにぎやかな声が聞こえてくるようです。
また、園長先生のちょっと丁寧な言葉づかいが、イメージ作りに一役買っている気がします。
絵も温かみがあって、読んでいるうちにニコニコ顔になって行きます。