この本は息子が通っていた幼稚園で購読していた こどものとも で配られた本です。当時5歳の子どもも海の絵とお話で冒険心がくすぐられた様でとても気に入っていました。(内容の深い部分は理解してないと思いますが・・・)
このお話は 小さくて何のすべも知らずに不安でビクビクしていた魚が、大きなやさしい魚に出会い、色々な経験を積み、楽しさを知り、やがて悲しい別れ・・・いつの間にか、大きくやさしい魚に成長し、今度は自分が出会った小さな魚にやさしく自分の知恵を伝えていくという内容です。
誰だって初めての場所や世界は不安でいっぱいになると思いますが、やさしい先輩や成長を見守ってくれる大切な人と出会い、困難を乗り越え成長し、やがては自分が後輩に教える立場へと・・・。
最上級生の小学6年生も自分が小学校に入り成長した事を思い返すとともに ちいさなあおいさかな の気持ちや内容も理解しやすいのではないでしょうか。 そして、中学という未知の世界へ期待と不安が入り混じっていることと思いますが、不安が少しでも癒されるのではと思います。