もうすぐ節分、ということで本屋に並んでいたこの本を見つけました。読んでみると中身は年末向けでしたが(笑)。落語絵本は何冊か読んでいてどれもお気に入りです。
奉公に出ているお春はおかん(お母さん)そっくりなお面をみて、おかんを懐かしんでいます。でも、若旦那のいたずら心で、おかんのお面と鬼の面を取り替えられてしまいます。おかんに何かあったと思うお春はあわてて家族のもとへと帰ります。ところがお春の行動が思わぬ結果に!登場人物の優しさに心温まるかわいらしいお話です。
最後、来年のことを話していると鬼が笑います。息子はそれがどうしてかまでは理解できませんが、そんなの関係なく楽しく読んでいます。