この本は共感できるところが多々ありました。
家での散髪でかなり前髪を短く切られた時のあの気持ち、よくあらわれています。
特に散髪が得意でない母親のお母さんならこういう気持ちを味わったことがあるのではないでしょうか?
そしてでこちゃんが
「もうなおったかな?」
って伸びるはずもない前髪を翌朝確認するところは、切ないです。
私も鏡を見ながら前髪をつまんだり、眉毛を上げてみたりしたことを思い出し、笑ってしまいました。
でも、このお話はでこちゃんを笑いものにして終わらなかったところが良かったです。
優しいおねえちゃんのちょっとしたおでこの魔法ででこちゃんはご機嫌に!
こういう工夫は母親として見習わないといけないなと感心しました。かわいくなって良かった良かった。
子供もこの本は1回読んだときからのめりこんで聞いていました。
ストーリーは共感もでき、終わり方もハッピーエンド。
また、面白いだけでなく絵の描写が細かく、ストーリーと関係ないところでも面白いものが描かれているので注目です。
図書館で借りたにもかかわらず何度も読んでいるので、次回購入候補ナンバー1の本です。