私達にとって、最も身近な食べ物である「たまご」。この絵本は卵がスーパーに並んで売られている場面から、買われて、いろんな料理に変身するところまで描かれた科学絵本です。でも、お勉強的な雰囲気はまったくありません。だって、卵が大阪弁をしゃべるのですから‥!
関西人の私が読んでも、「このイントネーションで良かったのかな?」と思ってしまうくらいコテコテの大阪弁で書かれていて、それが何ともいえない味わいがあるのです。
絵の配置はあまり読み聞かせ向きではないのですが、大勢の子供達の前で、読んでみたい絵本の一つです。