こどものとも570号です。夕立や花火大会が出てくる夏らしいお話です。
花火大会でビーチサンダルをなくしてしまったゆうちゃんが、砂の上に見つけたビーチサンダルには、小さな男の子が乗っていました。ゆうちゃんと男の子と二人だけの小さな花火大会が始まって・・・。
みんなが上を向いている花火大会で、ちょっと下を見てみると、結構楽しいことがいっぱいあるのかもしれません。
それは、背が小さくて人の波に飲まれてしまうような子どもにしか体験できないことなのでしょう。
鮮やかな色のビーチサンダルをなくしたことのある小さいこどもは、もしかしたらゆうちゃんと同じことを経験したことがあるかもしれませんね。