スーザがおつかいで向かった街で見つけた、トマト模様のついたセーター。買おうと思ったら、売れた後でした。街のようすが色鮮やかに描かれていて、読む私は、この街にみとれてばかりですが、今回のスーザは落ち込んでいてかわいそうでしたね。
暗くて寒い夜道を歩いて帰っていたスーザに、見えてきたのは荷車のライト。マリアおばさんがきてくれたのです。ライトとおばさんの笑顔、スーザのしずんだ心をはげましてくれたのはこれだけではありませんでした。おばさんはスーザにトマト模様のついたセーターを着せてくれたんです。
本当によかったね!スーザ! と本に向かって語りかけたいくらいでした。