中学2年生という年代は、いろいろなことを吸収したい年齢だと思います。この本は丁度その年齢にぴったりだと思います。
平和について考えるきっかけになればと思い、紹介し続けています。
ただ、読みはじめに、少し手助けが必要かも・・・?
例えば、時代背景や年代、登場人物について(といいますのも、デビッドとオスカー、オットーの関係が、始めはわかりづらかったので)3人の関係をあらかじめ簡単に説明するとか、「ユダヤ人の虐殺のことを知ってますか?」というような、簡単な質問をしてから読み始めると、
生徒さんたちは、お話にすっと入っていけるようですし、読み手のわたしも、安心感から読みやすかったです。
同時に、「あのころはフリードリヒがいた」(ペーター・リヒター)も紹介すれば、中学2年生なら、きっと次のステップへと読み進んでくれることでしょう。
明日の朝は、1月21日なので、天神祭りの日も近く、落語絵本「はつてんじん」にしようか、「オットー」にしようか迷っていましたが、皆さんのコメントを読んでいたら、やはり「オットー」に決めました。