読み聞かせボランティアで、4月に、2年生の教室で読みました。
2年生になったばかりの子供たちに、合っているかなと思ったことと、絵が素敵だったので選びました。
子供たちの前で詩を読むのは初めてだったし、時々方言のような言い回し(…そんなものはおりゃあせん、…おらぁ根性まげねぇだ、など)があって、うまく読めるか心配でした。
また、読み聞かせの時、担任の先生も子供と一緒に聞いていらっしゃるので、先生からのメッセージのような本を私が読むのは、おこがましいかなという感じもありました。
でも、気心の知れた先生なので、気にせず読むことにしました。
まず、表紙にまだ習っていない漢字が載っているのを、読める、読めないと盛り上がり、そのすきに、絵の中の子供の数をせっせと数えている子がいて、おもしろかったです。
内容も伝わったようで「まちがってもいいんだ。」「いっぱい、手を上げてみよう。」という声が聞こえました。
もう少し上の学年になると、手を上げるのが照れくさくなる子も多いので、その頃読んでもいいかなと思いました。
あと、何かと我が子にむかって「なんで、こんな間違いをするの!」と言ってしまうことが多い自分が、深く反省させられる本でした。