来春には1年生になる息子が、幼稚園の図書室から借りてきた絵本です。
1年生になっていろいろお勉強するのを心待ちにしている息子、漢字にも興味津々なんです。
この本では、1年生で習う漢字は全て、2年生で習う漢字の一部が、それぞれ漢字の意味をうまく表現した絵と一緒に描かれています。
五味さんの絵は、はっきりしたシンプルな絵なんですけど、とても温かみがありますよね。
その絵と一緒になってあらわされている漢字たち。
漢字は「表意文字」なんだなーということがよく伝わってきます。
漢字はその一つ一つに意味をもち、字の形をみるだけで、ちゃんとイメージが浮かんでくるんですよね。
まだ漢字をよく知らない子ども達にも、この絵本をみると、字が意味を持っているということがわかりやすいのではないかと思います。
あとがきで、五味さんのこの本に対する思い入れが語られています。
なるほどなるほど、と楽しく読ませていただきました。
ちょうど漢字を習い始めたお子さん、そしてこれから漢字を習うであろう年頃のお子さんにお勧めです。