シンプルな色とカタチ。
表紙の絵に興味津々の2才の長男に読み始めると、
まず「いっくよー」の一声で、顔の表情が明るくなりました。
何が起こるか、ドキドキの様子。
絵の具たちの自己紹介の声、
「ばぁ」
「ぽっぽっぽっ」
「ぶにゅ」
を聞くたびに、楽しそうにその声を繰り返します。
「ぷくーっ」
「にょろーん」
「ぱっ!」
どの音も、とても気持ちよく、
読んでいる方も楽しくなってきます。
一緒に読んでいた4才と7才のお姉ちゃんたちも、
「この絵本、たのしー」と言い始めました。
さらには色の組み合わせ。
ちょうど図工の授業で絵の具の使い方を習ったばかりの
小学校1年生の長女は、
目を輝かせて、
「そうなんだよね。赤と青は紫だよね。黄色と青は緑だよね」
と、興奮気味です。
2才の長男よりも、4才、7才のお姉ちゃんたちの方が
この本を気に入ったようで、
それからは、頼まれてもいないのに、
「いろいろばあ、読もうか?」と、
うれしそうに長男に読んであげています。