ヴィンニシリーズの第3弾。ヴィンニはパパの取材旅行についてイタリアへ行きます。
パパと取材相手の作家とがいい雰囲気になる場面があり、このシリーズ自体がもともと大人っぽいのですが、今回も大人っぽい場面があります。
両親が離婚しているということから、お互いが別の異性を意識しても構わないという前提があるからそうなるのか?海外物であるからなのか?
児童書の中に盛り込まれる内容も変化しているということを感じます。
ヴィンニとパパの関係は相変わらずいい関係でその辺は安心して読んでいられるとは思います。
この巻で驚いたのは先生のヴィンニに対する接し方の変化でした。ヴィンニが変化したから先生との関係も変化したのか、見方が変わったからなのか?成長ぶりが感じられました。