このサイトでピックアップされていて、今の私の家の状況と似ているなと思い購入しました。題名だけでは、お姉ちゃんがいつもできないことをちょっとだけ頑張ってやってみる内容だと思い、うちの子もこれを読んだらちょっとだけでも自分でなんでもやってくれるのではないかと思いました。
しかし、読んでみるといつもできないことを一人で一生懸命少しだけやって頑張っているお姉ちゃんの姿が、けなげに描かれていて涙がでそうになりました。
私も、今3歳のお姉ちゃんと3ヶ月の妹がいます。いつも、赤ちゃんの世話をしているのに「ママしてぇ、ママぁできやん」と言って途中で投げ出して何にもしていないように思いました。けれども、この本を見てうちの子もちょっとだけはやってみて頑張っているのに、もう3歳なのに何にもしないであきらめてると思ってしまっていた自分が下の子の世話におわれて、上の子の事を見ていなかったんだと思いました。「あの子なりにちょっとだけ頑張ってやってみているんだ」と。
子供は、ボタンが掛け違えているところとか絵を見つけていました。読んだ後、子供が「あぁ、面白かったぁ」と言ってくれました。
今の私のためにあるような絵本でした。この絵本のおかげで子供のサインを分かることができました。