表紙のざりがにの迫力とざりがにをとりまく子どもたちの元気な様子がとても目をひきます。
柴田愛子さんというと『ぜっこう』『けんかのきもち』などがすぐに浮かぶほど、日々子どもたちに接しておられて子どもの気もちに寄り添っておられる方というイメージがあります。
子どもたちがざりがにをとりに行く様子、特にかっきーがあーくんとざりがにのとりあいになる場面の緊迫感はびしびしと伝わってきました。
かつらこさんというと、細かい書き込みをされる絵本作家さんですが、子どもたちのいきいきとした表情と、特に私は最後の方のかえるのレインコートがかわいいと、そちらの方も気になりました。
こんな風な自然体験ができる園が近くにあったら、毎日楽しく通えそうです。
息子とざりがりつりをしていた頃を懐かしく思い出しながら読みました。