れんげKさんのおすすめで、図書館から借りてきました。
『ねぼすけスーザのおかいもの』で、はじめてこの作者を知ったのですが、細かい所までていねいに描写している絵が、印象的で一目惚れしました。
この『リトラ』は、さらに大判で、家の中や畑、森の中、街の景色など・・・いろんな場面が楽しめます。
お母さんの病気を治したい一心で、魔女を探しに出かけ、魔女の出す条件をクリアする、男の子トーマのひたむきさと、
ちょっぴり意地悪で短気、でも実は陽気で優しい面もある、小さな魔女リトラが、対照的でおもしろいです。
暗い森のシーンなど、次女も、一緒に冒険してる気分で聞いているのがわかり、私までドキドキしてしまいました。
ハッピーエンドのラストでホッとし、さらに、かなり遠くに見える、とんがり山や街の塔を、あんなところまで行ったんだなあ!と感心しながら見ていると、ちゃんとリトラも登場していて、笑みがこぼれます。