赤ちゃんが生まれ、大好きな居場所(おかあさんのひざの上)を取られてしまって、寂しい思いをしている、お兄ちゃん、お姉ちゃんの気持ちを、猫の視点で描かれてるのが、とても斬新だと思いました。
自分はもう大きくなったから、健気に我慢してる猫の気持ち。
わたし まってるから
あとででいいから
ねえ おかあさん おかあさん
ときどき わたしも だっこして
何度読んでも、涙出てきちゃう。
そう、ずーっと昔にタイムスリップして、2歳1か月でお兄ちゃんになった長男を、こんな風に我慢させてなかったか?!
比較的年が離れて(5歳違い)、お姉ちゃんになった長女は、それ故にいっぱい我慢させてなかっただろうか?!
今、悔やんでも遅いのだけど・・・(涙)。
お姉ちゃんになり損なった次女は、こういう類の絵本に、少し抵抗があるみたいです。
大の猫好きなのもあって、「赤ちゃんやだ!」と怒ったように言ってました(苦笑)。
ラストの、猫の幸せそうな格好と、お母さんの表情。
そして、赤ちゃんを高い高いしてる、お父さんの顔。
4人家族(3人と1ぴき家族)の姿に、ほんわか温かい気持ちになります♪