『やまんばあさん』シリーズの絵本版!しかも、どうやらやまんばあさん″のあかちゃん時代のお話のようです。
絵は児童書のシリーズ同様、大島妙子さんです。
富安さんの「やまんば」って、山の中から生まれてくるんだぁ。そういうイメージだったんだぁ。ってわかったことがこの作品を読んで一番面白かったです。
児童書の方は、もう白髪のおばあちゃんになったやまんばあちゃん″しか出てこないので、いっそ白髪になるまでの幼少時代や少女時代、中年期なども絵本でシリーズ化してくれたらいいなぁと思いました。
山の動物たちが最初は困惑しているものの、どんどんやまんばちゃん″の魅力に惹かれて(?)大事に仲間として育てていってくれる姿がよかったです。
一番お薦めしたいのは、児童書のシリーズを知っている子どもたち。ですが、逆もあり!
この絵本を読んで、やまんばちゃん″に興味を持ったら、児童書の『やまんばあちゃん・シリーズ』を読んでみるのもオツかもしれません。